ご挨拶
政治家として、家庭を持つ1人の女性として、働き盛りの年齢である日本人として、常に考えていることがあります。
それは、「私たちの世代は、次の世代に、何を伝え遺していくのか」ということです。
明治時代に来日して帰化した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)氏は、日本を「凛(りん)とした国家」と呼びました。
貧しいながらも地域や他人のために尽くし、礼節を重んじる日本人の姿に感動したからです。
先人と自然に感謝し、ご先祖様が繋いで下さった生命を大切にし、家族の絆や公共の秩序を重んじ、勤勉に働くこと…。
家庭や地域や学校で当たり前に教えられてきたこれらの価値観が、かつては「世界1」と言われた日本の治安の良さや国際競争力の源泉だったのだと思います。
世界規模の金融危機が勃発した平成20年秋以降、雇用や生活への不安から、経済活動が萎縮しました。
しかし、日本人は、住居にも食糧にも事欠き「生きていくのが精一杯」だった敗戦後の苦境から立ち上がり、歯を食いしばって勤勉に働き続け、世界有数の経済大国を築き上げた国民です。
現在の日本には、世界トップレベルの科学技術力や人材力、安心して頂ける農産物があります。
他国に比較すると、まだまだ安全で清潔な社会が在ります。
先人の不断のご努力によって築かれたこれらの財産を受け継いでいることは、世界に誇れることだと思います。
今こそ、私たち日本人は、自らの底力を信じ、経済を再生し、活力ある未来を切り拓いていかなければなりません。
そして、「日本人が大切にしてきた道徳的価値観」を取り戻すことで、安心で安全な社会を創っていかなければなりません。
また、高い志をもって、地球環境や国際テロリズムの問題等、「世界や日本が直面する新たな課題」の解決にも果敢に挑戦していかなければなりません。
私は、先輩世代への感謝の気持ちを胸に、皆様と力を合わせて、「安心 安全な社会」と「活力に満ちた 志の高い国」を次の世代に贈りたいと願っています。
そのために、全てを賭けて働き、勇気をもって行動することが、私の使命だと思っています。
今後とも、皆様のご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。


